HTML で文章を書くと集中できないため Markdown が手放せないと見かけたことから Markdown について調べた。
Markdown とは、文中に記号などを付すことで異なる属性であることを示し、その記法に準じて相対する HTML タグへと変換することができる軽量マークアップ言語。主に、ナレッジコミュニティなどのオンラインサービスに導入されていたり、テキストエディタのプラグインとして提供されている。
Linux では Markdown に特化したテキストエディタとして ReText が知名。以下、Linux Mint 19.1 での解説。
インストール
パッケージマネージャで ReText をインストール
設定
フォントサイズなどを設定
以下、紀永用設定
Markdown で記述した内容を HTML で書き出す際、ヘッダ等を含めないようにするため、markups フォルダを管理者権限で開く。
/usr/lib/python3/dist-packages/markups
markups フォルダの中にある abstract.py をテキストエディタで開き、ファイルの終端に移動。
/usr/lib/python3/dist-packages/markups/abstract.py
上図の選択範囲を以下に書き換えて保存。
続けて、「エクスポート」の階層メニューから HTML の項目を移動し、保存時のファイル名を「index.html」とするため window.py を管理者権限で開く。
/usr/share/retext/ReText/window.py
階層メニューの部分をコメントアウトして、「保存」の上に配置。
保存時のファイル名が空欄となっている箇所に「index.html」を入力して保存。
HTML のエクスポート項目にアクセスしやすくなった図。
保存時のファイル名が index.html となっている図。
この際に、フォルダを作成して名称を「記事名」とすれば、紀永の「カテゴリ」フォルダにアップロードするだけで記事作成が完了する。
フォルダ内に index.html が作成され、HTML タグに変換されていることが確認できる。