更新 2018.2.16 16:47閲覧 3878Glippy のインストールをソースから試みる
Glippy とはスニペットやスクリーンショットなど数多くの機能を備え、ホットキーにも対応している非常に使い勝手の良いクリップボードマネージャのこと。
launchpad でページが無くなっていたので公開中止かと思いきや、GitHub - quequotion/glippy に移行した模様。
但し、以前のように deb パッケージは配布していないため、インストール環境を整えた上でソースからインストールする必要がある。
下準備
dpkg -I 'glippy_0.6-quantal1_amd64.deb' によれば、Glippy のインストールには、以下のパッケージが必要とのことなので、パッケージマネージャからインストールする。
- libgconf2.0-cil
- libgtk2.0-cil
- libmono-posix4.0-cil
- libmono-system-core4.0-cil
- libmono-system-xml4.0-cil
- libmono-cairo4.0-cil
- libgnome2.24-cil
- libappindicator0.1-cil
または、パッケージマネージャで以下を検索してインストール。
- dmcs
- gnome-sharp2
- gtk-sharp2 (これは不要かも)
ダウンロードとインストール
上記 GitHub のページで ボタンを押してから「Download ZIP」リンクをクリック。
適宜な場所に保存し展開したら、「glippy-master」フォルダを開き、フォルダ内で右クリックして「端末の中に開く(T)」を選択する。
端末に「./configure」と入力して実行。もし、エラーが表示されたら、内容に従って不足しているパッケージをインストールする。
続けて端末に「make」と入力して実行。同じく、エラーが表示されたら、内容に従って不足しているパッケージをインストールする。
最後に「sudo make install」を実行してエラーがなければインストール完了。
そのまま端末に「glippy」と入力して実行するか、Mint メニュー → アクセサリ → 「Glippy」をクリックすれば起動するはず。
因みに、日本語化の更新はウチの中の人がやりました。