「何故、今 gif ?」と問われれば、「好きなモノは好きだから仕様がない」と答えるべきものであるからには、お題は「歩く黒いヌコ」とした。
1.動画を切り抜く
まず、動画編集ソフトで歩行動作が繰り返されるように切り抜きレンダリングする。
今回は、mp4 を指定してフリーズした為、WebM でレンダリングした。
2.ffmpeg でカラーパレットを作る
High quality GIF with FFmpeg の高度な解説によれば、動画から綺麗な gif を作るには、その動画で使われている色を、カラーパレットとして生成する必要があるとのこと。
早速、端末で下記実行。
ffmpeg -i 1.webm -vf palettegen palette.png
こんなのできました。
3.gifenc.sh を作る
同サイトでは、偉大なことに、上述のカラーパレットを適用しつつ、gif に変換するシェルスクリプトも公開しているため、テキストエディタにペーストして、fps と scale を動画に合わせて書き換え、gifenc.sh として保存し、プロパティの「プログラムとして実行できる(E)」にチェックを入れる。
#!/bin/sh
palette="palette.png"
filters="fps=25,scale=1280:-1:flags=lanczos"
ffmpeg -v warning -i $1 -vf "$filters,palettegen" -y $palette
ffmpeg -v warning -i $1 -i $palette -lavfi "$filters [x]; [x][1:v] paletteuse" -y $2
これを端末で実行。
./gifenc.sh 1.webm 1.gif
斯くして、完成したのが冒頭の gif。これで何処までも歩いて行ける。ありがとう ubitux/blog の中の人。